2019年の秋から波留さん主演でドラマ「G線上のあなたと私」が始まります。
原作漫画は四巻出版されており、すでに完結しております。
今回はいくえみ綾先生原作の「G線上のあなたと私」の第一巻の内容をネタバレしていきたいと思います。
第一巻の要約
25歳の小暮也映子は、寿退社の日に突然、婚約者からろくに理由も告げられないまま婚約破棄されます。
仕事も辞めてしまった也映子は、CDショップで偶然耳にした「G線上のアリア」を弾けるようになりたいと思いたち、その足でバイオリン教室に通うことを決めてしまいました。
一緒にレッスンを受けるメンバーは、41歳の主婦・北河幸恵と、19歳の大学生・加瀬理人で、講師は26歳の久住真於です。
大人の習い事は道楽なので先生も優しく、三人は楽しくマイペースに練習を続けていましたが、発表会に出ることになりました。
誰に聴かせるわけでもないですが、発表会となると少し気が引き締まる三人、カラオケボックスで集まって練習したりしてるうちに徐々に友情を深めていきます。
そんな折、理人がバイオリンを始めたきっかけは、講師の久住真於であること也映子たちは知ります。
理人は、もともとは兄の婚約者であった真於に恋をしており、真於に近づくためにバイオリンを習い始めたのだそうです。
そんなある日、也映子と幸恵は、理人の恋の話で盛り上がっていました。
早く真於先生に告白すればいいのに…そんなことを話しながら笑い合っている二人を偶然見てしまった理人は、気を悪くして、個人レッスンに変えたいと真於に相談します。
個人レッスンになれば、講師が真於ではなくなってしまう…理人にとって講師が真於であることこそがバイオリンを習う意味であるはずなのに…。そう思った也映子は、理人に謝って、今まで通りグループレッスンに残留させます。
しかし翌日、理人は右手に包帯を巻いた状態でやってきます。
兄と真於のことでケンカになって、ケガをしたのだとか。理人が、兄の彼女である真於に出会ったのはまだ少年のときでした。それからずっと理人は真於に思いを寄せていたのです。
一度目の発表会を終え、二度目の発表会では、G線を弾くことになりました。
G線は、也映子がバイオリンを始めたきっかけの曲で、也映子が弾きたいと目標にしている曲でもありました。
そんなある日、姑の留守を狙って、幸恵は也映子と理人を家に呼び、練習をしようと持ちかけます。
しかし、姑が帰ってきて、楽しい集まりは台無しに…。幸恵は悔し涙を流します。
そんな幸恵を優しくなだめる理人。也映子は、初めて見る理人の包容力のある一面に胸がざわっとします。
嫉妬…也映子は幸恵に嫉妬していることに気づきます。
ある日、理人がバイトをしている居酒屋に訪れる也映子と幸恵。
そこには、理人に恋をしている女子大生の清水結愛がいました。
場面は変わり、理人は、也映子にある決意を語ります。発表会が終わったら久住真於に告白して、もしフラレたらバイオリン教室はやめると宣言しました。
まとめ
それぞれの事情を抱えた年齢も環境も違う三人がバイオリン教室で出会うシーンから始まる第一巻。
失恋の痛手を負った也映子と担当講師に片思い中の理人と姑との同居で閉塞感を感じている幸恵、バイオリンを習う目的はさまざまですが、それぞれにバイオリンのことを愛しています。
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