包丁研ぎ名人・坂下勝美が「仕事の流儀」に登場!どんな人で年収は?

エンタメ・芸能

毎週火曜日に放送され、高品質なドキュメンタリー番組であると人気なのがNHKの「仕事の流儀」です。

 

毎回様々な分野の第一線で活躍するプロの「仕事」を徹底的に掘り下げる番組ですね。

 

2019年9月24日に放送されるのは、包丁研ぎ名人の坂下勝美さんです。彼が研ぐ包丁を待って、予約は2年待ちだとか。今回はそんな坂下名人について紹介しましょう。

スポンサーリンク

研ぎ師 坂下勝美とは

・坂下勝美(さかした・かつみ)
・1943年生まれ
・佐賀県出身
・庖刃工芸士(ほうちょうこうげいし)

坂下さんは20代前半で研ぎの世界に入ってから、水産加工や畜場など、様々な刃物と関わったあとに、包丁一筋になったそうです。

 

双葉商会を立ち上げこだわり続けた結果、研ぎの道具も自分で作り、刃付けから研ぎ、柄付けまで一貫して一人で行っています。

 

素材の味を極限まで引き出す包丁を作る男として、現在は研がれるのを待っているのは200本にもなります。

 

努力の鬼とはこういう人

最初のころは「お前の包丁はすぐにダメになる」と罵られたり、「たかが包丁屋のくせにえらそうだ」と罵倒されることも多かったと言います。

 

しかし、坂下さんを信じてくれたお母さまと優しい奥様に支えられ、指が変形し、食いしばった奥歯が全てなくなってしまっても包丁研ぎを続けました。

 

世界の名だたる料理人から地元の小さなカフェにいたるまで、彼は自分が研いだ包丁を覚えていて、近くにいくことがあれば「元気ー?佐賀のおっちゃんだよー」と言いながら気軽によって、その後の包丁のアフターケアも欠かさないそうです。

 

気さくな人柄で、こだわりは絶対に捨てない職人気質、坂下さんの包丁だけでなく坂下さん本人のファンだ、という方もたくさんいるそうです。

坂下さんの気になる年収は?

一人一人の料理人に合わせ、そして食材に合わせて研ぐ包丁は、いってみればオーダーメイド商品です。現在であれば一本10万円ほどするそうですし、彼の元へ持ち込まれる包丁の数は年間約200本だそうです。

 

単純計算してそれだけで2000万円はいくほか、すべての行程を一人でやっていること、更に年中いたるところの講演会に呼ばれていること、また雑誌やテレビの取材もありますので、稼ぎは非常に良いと思われます。

 

本人曰く「誰も俺についてこれなくて、諦めてしまう」そうでお弟子さんはいらっしゃらないようなので、いつまでも元気でいて貰わないと西日本を中心とした沢山の料理人が困りますね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました