神戸市 いじめ加害者の教員の給与差し止めや、事件の問題点について
神戸市東須磨小学校で起き、白日のもとにさらされた教員が教員をいじめ、入院させる事態に追い込んでいた事件ですが、内容があまりにも悪質なためにずっと炎上を続けています。
この10月28日には、事件発覚以降有給扱いとなっている加害者の4人の教員への給与を差し止めする条例案が市議会に提出され、賛成多数で可決されました。
加害者教員が仕事を出来なくするため自宅にとめおきとなったのにも関わらず、条例がなかったために有給扱いで現在も給料が出ていることに、神戸市民が怒ったことが事態を早めました。
では、この事件を振り返ってみましょう。
神戸市 加害者 教員 被害者教員の家族が訴えて発覚
2019年の10月の神戸新聞に、東須磨小学校の20代の男性教員が、30代から40代の男女教員に悪質ないじめにあっていたことがのせられました。
その内容は、激辛カレーを口や目にこすりつけられたり、車の上ではねられたりと唖然としてしまうようなもので、世間では一気に炎上、本来いじめを止め、子供たちに正義を説くべき立場の教師たちによる酷い虐めは、全国に広がりました。
被害者の教員は精神的にも酷くいためつけられたため、体調を崩して入院、9月から休んでいるのですね。
周囲の教員や本人からも度々訴えていたそうですが、家族から市教委に連絡がいくまで、改善されることはありませんでした。
10月3日には学校が保護者会を開いて説明しましたが、子供たちへの影響は大きく、9日には校長が謝罪会見を開きました。
神戸市 加害者 教員 加害者たちの謝罪コメントで更に炎上
事が大きくなってからは加害者教員たちは自宅謹慎となりましたが、彼らから出された謝罪コメントで、女王と呼ばれていた加害者の女性教員のコメントがあまりにもひどいと更に炎上してしまいます。
「私なりに彼を可愛がっていた」といってしまったのはもう・・・。まさしく虐める側のありきたりな意見ですからね。
入院するまで追いつめておいて、可愛がっていたも何もないでしょう。
被害を受けた教員は、被害届を提出、受理されていますので捜査も始まっています。
神戸市 加害者 教員 被害者は無給、加害者は有給で市民激怒
加害者である教員4人は10月から自宅謹慎というていですが、実際は有給消化させているということが判明しました。その間、療養している被害者教員は、無給で休んでいます。
これを知って神戸市民が激怒、加害者をかばいすぎではないか、と責められた市教委は、「そもそも教員に対して自宅謹慎という処分がない」と言います。
それで今回、彼らに給料が支払われないようにと条例案をつくることになったのですね。
これにより、加害者教員4人は有給消化できなくなり、処分が決まるまでに退職をしても退職金なども払われなくなったのです。
今までであれば辞めてしまえば退職金は払われたし、別のところでやり直せた、というのが恐ろしいですよね。
この人たちはどこにいっても「自分がたのしければいいと思った」そうですから、弱いものをいじめるでしょう。子供を預けたくない先生なのは、間違いありません。
警察の捜査も始まりますし、主犯とされていた女性教師によるえげつない虐めの内容がどんどん出てきています。
しかしこれは氷山の一角との声もあり、教育現場である学校に対しての不信感も高まってきているようです。
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