辛く長く厳しい下積み時代を経て、やっと一人前となることが出来るというのが料理界の「常識」ですが、大阪にミシュランも認めるレストランを構える米田肇シェフは、天才と呼ばれる実力を持っています。
料理人としてのスタートは26歳と遅く、異色の経歴を持つ「天才シェフ」である米田さんは、どんな人で、どんなレストランを経営しているでしょうか。
紹介していきます。
異色の経歴!米田肇シェフとは?
米田肇(よねだ・はじめ)さんは小学生の時に料理人のテレビ番組をみて、料理人に憧れを持ち、卒業文集には「一流のシェフになる」と書いていたそうです。
しかし、高校を卒業したら料理の専門学校へ行きたい、というと両親に反対され、高額の学費をねん出できないために進路を得意だった数学に変更、
近畿大学の理工学部電子工学科に入学します。
卒業後は一般企業にエンジニアとして入社し、そこで2年間働いて学費の600万円をためたそうです。
そして大阪の辻料理専門学校へ入学、翌年には卒業して神戸のフレンチレストランに入店、2002年に渡仏するまで修行を重ねます。
エンジニアだった人が料理人になった、という異色の経歴は、学費をためるためだったという理由があったのですね。
彼は小学生の時に持った夢「一流のシェフになる」を叶えるために、努力を重ねて道を進んでいたわけです。
フランスで2年働き、北海道の洞爺湖にあるウィンザーホテルで部門シェフを1年つとめ、2008年に独立して大阪へ戻ります。
そして「Hajime RESTAURANTGASTRONOMIQUE OSAKA JAPON」をオープンさせたのでした。
このレストランは何と、オープンして1年5か月という短い期間でミシュランガイドの3つ星を獲得しています。
これはミシュラン史上最速だそうです。
米田肇 レストラン「HAJIME」の口コミは?
米田シェフは「本当に素晴らしいレストランを作る」という
コンセプトで「Hajime RESTAURANTGASTRONOMIQUE OSAKA JAPON」を作りますが、
さらなる飛躍と革新を求め、2012年には再オープンさせます。
そのレストランの名前は「HAJIME」、1日に1回夜のみの営業であり、オリジナリティあふれる創作フレンチを提供しています。
口コミではやはり絶賛が目立ちます。
口コミ米田肇 レストラン「HAJIME」
「フルコース18皿は毎回驚きと感激がおとずれます!唯一無二の世界観は体感しないとわかりません。とにかく料理は素晴らしく美味しく、接客もさすがミシュラン3つ星の店だと思えるくらい完璧で居心地がよかったです」
「店内は撮影禁止ですが、それは料理の温度にこだわっているからだそうです。写真をとっている間に温度が変わるからですね。
メニューは読んでも理解不能ですが、味は大変美味しく、最後まで食後感が軽く、体が喜んでいるのを感じました」
「料理というカテゴリーにはおさまりません。まさに芸術を頂いた、という感じです。値段は相当張りますが、それだけの価値があります」
一流のシェフになる、と小学生の時に決め、それを実現した米田シェフ、これからの活躍もますます楽しみですね。
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