新元号が令和に変わってから、早くも3ヶ月以上経ちましたね。そろそろ違和感もなくなり、慣れてきた人も多いのではないでしょうか。
さて、この新元号・令和は、日本最古の和歌集と言われている万葉集の内容にちなんだとされていますが、考案者に関しては正式に発表されていません。
しかし、最近になって、考案者は万葉学者の中西進さんかもしれないという報道がありましたね。果たして、その真相はどうなのでしょうか。
今回は中西進さんについての経歴やご家族に関すること、解任の噂や中西進さんの番組『万葉こころ旅』について、調査したいと思います。
「令和」の考案者と目される国文学者・中西進に密着
『#情熱大陸』8・18放送https://t.co/GhJ1G9jThE pic.twitter.com/b28oG4Lfn0— TVLIFE(テレビライフ公式) (@tv_life) August 17, 2019
中西進さんは「令和」の考案者?
中西進さんは、新元号「令和」の考案者ではないかという報道がありました。
というのは、中西進さんが「万葉集」研究の第一人者であるからです。
「令和」の由来が「万葉集」なわけですから、一番に中西進さんが関係あるのでは?と思ってしまいますよね。
しかし、中西進さん自身は、考案者であることは否定されました。
考案者のことに関して、中西進さんは「私からお話しすることはありません。何も知りません」とおっしゃったのだそうです。
次回の情熱大陸は、令和の考案者と目される国文学者・中西進。令和最初の夏に伝えたいメッセージ…🕊
8月18日よる11時放送。#情熱大陸 #mbs #tbs #中西進 #国文学者 #令和 pic.twitter.com/KC5Yx8LEEA— 情熱大陸 (@jounetsu) August 11, 2019
中西進さんの経歴について
とは言うものの、やはり中西進さんが令和の考案者である可能性は高いと専門家たちは言っているそうです。
では、そんな中西進さんの経歴を紹介します。
経歴
読み方 | なかにし すすむ |
生年月日 | 1929年8月21日 |
出身 | 東京都 |
職業/肩書 | 日本文学者、比較文学者、万葉学者、奈良県立万葉文化館名誉館長、池坊短期大学学長、国際日本文化研究センター・京都市立芸術大学・大阪女子大学各名誉教授、高志の国文学館館長 |
中西進さんは、旧制武蔵中学校、広島大学附属高校を経て、東京大学文学部国文学科卒業しています。
中西進さんは、30代のときに博士論文『万葉集の比較文学的研究』を書き上げ、1963年第15回読売文学賞受賞しました。
それ以降も日本古代文学の研究を続けておられます。100冊を超える著書を出版しています。
中西進さんのご家族について
では、何かと話題になっている中西進さんの家族に関して紹介します。
中西進さんの奥様は、中西ひろ子さんという方でしたが、2011年に、腎臓病で亡くなられたようです。
まだ65歳でした。お二人はとても仲の良い夫婦だったと言われています。
ちなみに中西進さんとひろ子さんの間には、娘さんがいらっしゃったのですが、バリで起きたスキューバダイビングの遭難事故で亡くなりました。当時、まだ25歳だったのだそうです。
中西進さんは、現在は30歳くらい年下の女性と再婚されたようです。
中西進さんには、遭難で亡くなった娘さん以外にもお子さんは4人いらっしゃるそうです。
中西進の『万葉こころ旅』とは?
中西進さんは、『万葉集』系の冠番組をお持ちだった時期があるようです。
番組名は、『中西進の万葉こゝろ旅』というタイトルでした。
内容は中西進さんが、奈良県内の万葉集にゆかりのある場所を訪ねていき、万葉集の内容を解説するといったもので、奈良テレビで2004年から2008年までの間に、二度、放送されたのだそうです。
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中西進さん、解任されたの?
中西進さんの名前を検索すると、「解任」というキーワードがひっかかりますが、どういうことなんでしょう?
実際、中西進さんが何らかの役職を解任されたという話はありません。
単純に中西進さんが新元号「令和」の考案者ではないかと話題になった時期に、カルロス・ゴーン氏の「解任」問題があったために、キーワードが混乱しただけだったようです。(笑)
まとめ
今回は、「令和」の考案者かもしれない中西進さんに関する情報を紹介しました。
中西進さんは、万葉集に関してはスペシャリストですし、素晴らしい学者さんですから、「令和」の考案者である可能性は十分にあり得ると思います。
しかし、ご本人が否定している以上、これ以上追求しても仕方ないことだと思いますので、この件はここまでです。(笑)
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