ニュースで「定期テストに持ち込みOKと認められる」と出て、注目されています。
日本全国の中学校で実施されている定期テストですが、現在は中間テストと期末テストの2つが毎学期ごとにありますよね。
大人も皆、テストに苦しんだ記憶があることでしょう。
それが現在、定期テストの実施回数を減らし、ノートの持ち込みを可能にするという動きがあるそうです。
定期テストに持ち込みOK!?どこで実施されている?
日本の中学校で実施されているテストは、一般的には1学期に中間と期末を一回ずつ、2学期と3学期も同じ、ということで1年で6回となっています。
目的は生徒の学力診断ですが、実は、定期テストは実施が義務付けられているものではありません。
それでも長らく一般的に受け入れられてきましたが、現在その方針には変化が起きているようです。
何とテスト中、ノートの持ち込みがOKになっているというのですね。
実際に既に実施されているのは福岡県の須恵中学校です。
2019年度から年に5回から2回に定期テストを減らし、ノートの持ち込みも許可しているそうです。
テストの回数は大幅に減るわノートの持ち込みが可能だわで、それじゃあ子供の学力なんてはかれないではないか、と思う大人も多いでしょう。
しかし須恵中学校では、定期テストは減っても代わりに単元ごとの小テストを増やしています。
そして持ち込んでいいノートは当然自分のものだけですので、日ごろからしっかりとノートをとっていないとテストでは役に立ちません。
これをすることで日々の授業での学ぶ姿勢がテストに反映され、学力の向上と学ぶ癖をつけさせるのが狙いだとか。
定期テストに持ち込みOK メリットデメリットとは?
これを実施することで、大きな変化としてはテスト前に暗記すればいいという勉強法の効果がなくなってしまうということです。
一夜漬けで勉強してもテストが解けるわけではなくなることから、しっかりとした学力をつけることが出来るのですね。
しかし、デメリットとしては、学力の差はますます開いてしまうだろうということです。
勉強好きな子はどんどん学び、そうではない子は学びが少なるなると危惧されているのですね。
ネット上の世間の声では、
「これが全国に広まるとテスト対策を売りにしている塾などは大変なことになるだろう」という予測や、
「センター試験などは持ちこめないと思うので、いざという時に使える実力が出るかは疑問」というコメントがありました。
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