一般的日本人の人生において、住宅の次に高い買い物だと言われる「保険」ですが、一言で保険といっても実に様々な種類がありますね。
ここでは主に、「生命保険」においての見直しポイントを紹介していきます。見直しを考えるきっかけは何があるでしょうか?
生命保険の見直しのきっかけ
生命保険とは、「被保険者(体をかけている人)に万が一のことがあった場合、金銭的にサポートする商品」です。
これを見直そうと考える時、きっかけとなるのはまずは、以下の5つのポイントです。
- 保険の種類の見直し
- 保障金額の見直し
- 保障期間の見直し
- 保険料の見直し
- 受取人の見直し
では、具体的に見ていきましょう。
1、保険の種類の見直し
生命保険は大きく2種類あって、「終身保険」か「定期保険」です。終身保険はその名の通り、一生涯、死ぬまで契約が続く商品です。亡くなるか、途中で解約することで保険は終了します。一方定期保険は「掛け捨て」とも呼ばれますが、10年や15年といった最初に決めた期間の間契約が続く商品です。期間が終われば、その時点で保険も終了します。
死亡したら500万という終身保険に入っていたけれど、結婚したので死亡したら2000万円という10年の定期保険が欲しい、という場合には見直す必要があります。
2、保障金額の見直し
一般的には「結婚したら死亡保障は3000万円必要」などと言われますが、実際に必要な保障額は家によって違います。
取り合えずと言われて入ったら、不必要なほど高額保障だった場合や、子供が生まれて保障額をあげる必要が出た場合などに、見直しが必要となります。
3、保障期間の見直し
終身保険でなく定期保険を契約していた場合、その保障が終わる日がいずれやってきます。その後契約の更新となればその時の体の状態や年齢でかけ金が決まり、保険料がかなりアップすることも考えられます。
また、保険の更新時期に子供の入学や受験と重なってしまうと、家計を圧迫することになります。ライフプランを見直して、今現在の保障期間がどの長さになっているかを確かめましょう。
4、保険料の見直し
保険の見直しのきっかけとしては、これが一番多いかもしれません。独身の時には平気で払えていた金額でも、結婚して子供が生まれると支払いが厳しくなることがあります。
退職や転職など、給料が下がったということもあるでしょう。保険料が大きな負担となる場合には、「保険貧乏」にならないように、保険料を下げる見直しが必要です。
5、受取人の見直し
これは例えば、独身時代に加入していた保険の受取人が親になっているのを、結婚したので配偶者に変更する、といったことです。
生命保険の受取人は、自分に万が一のことがあった時に生活に困る遺族を受取人とするのが基本です。受取人は契約者が勝手に決めて変更することが出来ますので、受取人に一々告げる必要はありません。
分からないときはプロに効くのが一番
結局難しくて、分からない。自分で調べても時間が掛かるだけ。。。
とお悩みの方は、やはりプロに相談するのが一番です。
色々な相談窓口などがありますが、お金の専門家であるファイナンシャルプランナー(FP)に聞くがおすすめです。FPは金融、税制、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金制度などに幅広い知識を備えているので、総合的に判断することが可能だからです。
以下のように無料相談なども行っているので、試してみると良いですね。
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