電子タバコに害はあるのか。アメリカで若者が倒れてる!?日本は大丈夫?

数週間の間に、アメリカで爆発的に流行していた電子タバコの乱用によって、若者たちがバタバタと倒れ、入院したり亡くなったりいているとニュースで流れました。

9月12日のニュースでは、アメリカ大統領のトランプ氏が電子タバコ全てを禁止にする、と声明を出したことも書かれています

では、アメリカではなぜそのような事態になっているのでしょうか。そして日本でアイコスやグローなど電子タバコを愛用している人の健康は、大丈夫なのでしょうか?

日本で販売されている電子タバコは?

外国の電子タバコと比較すると、日本の電子タバコはニコチンが入っていません。なぜなら薬事法で禁止されているからで、発がん物質であると言われているタールも含まれていません。

しかし、体に害がまったくないのか、と聞かれればそんなことはない、というのが答えになります。

2015年には一部の電子タバコに発がん性物質が検出されたとニュースになりましたが、この物質はホルムアルデヒドという有害物質で、吸い込む濃度によっては炎症などを引き起こしてしまいます。

なぜアメリカの若者は倒れたり亡くなったりしているの?

近頃アメリカの電子タバコ愛用者に起きているとされる異変は、呼吸器疾患や心血管障害、頭痛や咳、めまいなどの不快は症状、呼吸器の炎症などです。

頭痛や咳、めまいなどはニコチン炒りリキッドの連続吸引によるアレルギー反応であり、呼吸器の炎症はカートリッジに含まれているプロピレングリコールという化学物質が原因とされています。

また、ごく一部ではありますが、電子タバコに極めて有害であるジエチレングリコールや発がん性物質であるニトロサミンが検出された商品もあるそうです。

結局電子タバコは害なのかどうか

日本で販売されている電子タバコはニコチンやタールも含まれていないものですが、本当に安全とは言い切れない結果となっています。

メーカーは副流煙がないので周囲への悪影響がないと述べていますが、電子タバコには副蒸気があり、それに有害物質が含まれておらず人体に対して無害である、という研究や実証はされていないのです。

また、電子タバコはリキッドを内部で熱して発生する蒸気を吸うものですが、カートリッジを替えれば繰り返し使用することが出来ます。しかしそのため、使い続けている内に電熱器が焦げ付いたり汚れがついたりした結果、有害物質を含む蒸気がでるようになる場合があるそうです。

マメなメンテナンスや手入れも必要な商品である、ということですね。

結論としては、無害であると主張し販売されてきたものであるが、現在は有害物質やアレルギー症状についても明らかとなってきた、ということです。

完全に安全な嗜好品ではないということですので、周囲の状況や環境、自分の体に与える影響などを考えた上で利用するかを決めましょう。