忍たまの魅力が原作完結より、さらに話題になっています。
日本には長寿アニメと呼ばれるものがいくつかありますが、その中の1つに「忍たま乱太郎」があります。
サザエさんやちび丸子ちゃんと同じく昔から放送されている国民的アニメですが、2019年の秋に原作である漫画「落第忍者乱太郎」が60巻の発売をもって終了することがニュースになりました。
大人から子供までたくさんのファンを抱えるこのアニメが、特に大人の女性に人気があるそうで、関連ニュースも話題となっています。では、その魅力にはどんなものがあるでしょうか?
忍たまの魅力その1!様々なキャラが登場する
乱太郎は忍者養成学校に通う1年生の少年で、真面目で親切な少年です。彼のクラスメイトや先輩方、先生方、ライバル校の生徒たちやその校長など、かなり独特の性格や見た目をもったキャラがたくさん登場します。
登場人物が多いということはそれだけ声をあてている声優陣も多いということで、数々の有名どころが声優として登場していることが挙げられます。
特に「乱太郎」作品が人気が出だしたのは特徴的な先輩方が出てきた頃からで、キャラ1人1人にファンがついているような状態でした。
関係性が多数ありますので、パターンが複雑で飽きない、というのが魅力なのです。
忍たまの魅力その2!豊富な忍者知識や室町時代の描写
作者の尼子騒兵衛さんは、原作で豊富な忍者知識と綿密な室町時代の描写を入れています。
ファンはそれを楽しみにするとともに、まだ登場していないキャラやアニメ化されていない話を早く知りたくて漫画を読むようになるのです。
原作者が持っている、大人になったからこそわかる楽しさを求めて漫画を読むファンに、「楽しんでもらいたい」と奮闘されていました。
中途半端でなく出来る限り調べてから、面白くパワーアップさせて描く、それが乱太郎が人気の秘密です。
忍たまの魅力 キャラの名前が地名!関西にわざわざ来るファンも
作者の尼子騒兵衛さんは、兵庫県尼崎市出身の方で、自分のペンネームからキャラの名前まで、尼崎の地名をあてて作り出しています。
ここがあのキャラ!あっちはそのキャラ!と地図を見ているだけで2次的に楽しむことが出来るのですね。
正しい忍たまファンの間では、キャラの名前の由来となった地を巡ることが「聖地巡礼」とされているそうです。
キャラが豊富で有名どころの声優陣、そして設定が人の機微に精通しており、キャラの名前は出身地の地名が由来となっている、1粒で4回も美味しいアニメ、それが「忍たま乱太郎」なのです。
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