血液クレンジングのデメリットや、効果が話題になっていますね。
日本は世界一美容と健康にお金をかける女性が多い、と言われていますが、ここ数年流行っているのが「血液クレンジング」です。
泌尿器科などでも実施しているところがありますよね。
しかし、この血液クレンジングは効果がないどころか、危険であるという意見が出てきており、注目されています。
それを紹介しましょう。
血液クレンジングデメリット効果とは?
血液クレンジングは、血を一度抜いてその血に医療用のオゾンガスを使って血液に酸化ストレスを与え、それを体に戻すことで本来体が持っている抗酸化力を高める医療行為を言います。
これはアンチエイジングや健康状態の改善に効果があり、少量の血を酸化させることによって免疫力をアップさせることも出来る、と謳われています。
対処できる悩みとしては、疲労や冷え性、肩こり、動脈硬化、認知症やリウマチ、アレルギー、そして花粉症などです。
効果が本当であれば、かなりの人が不快な症状から解放されるということになりますよね。
血液クレンジング デメリット 効果 する必要は?
かのイギリスの「クイーンマム」つまり、今のエリザベス女王の母君様も血液クレンジングをしており、100歳過ぎるまで生きてらっしゃいました。
確かに血液クレンジングは病気の治療には効果があると認められているようです。
しかし、健康な人間は体の中でいくつもの臓器を使って日夜「血液クレンジング」をしています。
きちんと食べ、寝て、排せつしていれば、敢えて器具を使って血液を綺麗にする必要などありません。
血液クレンジング デメリットはある?
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血液クレンジングのデメリットとして、各医療関係者の方がブログやツイッターなどで発言しているのをまとめますと、施術で使用する注射の針やボトルなどに万が一でも細菌が付着してしまうと、菌が体内に入ってしまうために病気を招く可能性があるということです。
これはガンやリンパ腫、自己免疫疾患の方などの治療に使われており、医療保険も適用されているものですが、美容の目的で行うのは危険である、と述べている人が多いのですね。
当然施術を行っているクリニックは無菌であるようにしているはずですが、病気で治療をしているわけでもないのに敢えて危険を犯す必要はないだろう、という意見なのでしょう。
ちなみに血液クレンジングは1回の施術で1万円をこえます。それを週に2回で3万円ちかくなり、1か月で約12万円となります。
つまり、本気でやれば年間144万円ほどかかってくる計算です。
血液に菌が混じる可能性がある上、ちょっとした異物が入るだけでも人間は死んでしまいますし、点滴という形をとりますので血管には負担がかかります。
それらの事実から、血液クレンジングはデメリットの方が大きい、という意見があるのです。
もし興味を持たれた方は、自分でも色々と調べた上できちんと医師と相談して疑問や不安を解決した上で受けることにしてください。
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