ボランティアおじさん 尾畠春夫のプロフィールや経歴、今までの活躍は?

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2018年の8月に、祖父が目を離したすきに行方不明となってしまった男の子がいました。その子を登場からわずか20分で発見し、母親にしっかりと引き渡したことでニュースにも登場し、話題となったのが「ボランティアおじさん」こと、尾畠春夫さんです。

今回は、その尾畠治夫さんの経歴や今までのボランティア活動を紹介していきましょう。

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ボランティアおじさんとは?

ボランティアおじさんとして一躍有名になり、その活動が賞賛&感動を生み出しているのが、尾畠春夫さんです。

まずは尾畠さんのプロフィールから紹介します。

・尾畠春夫(おばたはるお)
・1939年10月12日生まれ、2019年現在80歳
・大分県出身
・65歳までは魚屋店主、それ以来はボランティア活動家

そもそもボランティア活動に入ったのは、魚屋をやめて日本縦断の徒歩の旅に出ている途中、たちよった南三陸町で野宿している時、地元の人から混ぜご飯を頂いたことを感謝しており、震災発生後その住民の安否が心配で3日かけて駆け付けたことから始まったそうです。

その住民は無事でしたが、尾畠さんはその日から震災後のボランティアを始めました。

彼の口癖は「人に、世の中に恩返しをしたい」だそうで、常日頃から恩は絶対忘れず、自分はボランティアをさせていただいているのだ、という考えを持っています。

有名になった事件

尾畠さんがスーパーボランティアとして一躍有名になった事件です。

2018年に山口県で2歳の男の子が行方不明となりました。捜索開始から3日経っても安否はわかりませんでしたが、尾畠さんも駆けつけて捜索に参加、わずか20分で男の子を無事発見します。

その時、尾畠さんは男の子の母親に「見つけたらまず最初に母親に渡す」と約束をしていたそうで、発見後に警察が男の子の引き渡しを要求してもガンと拒否、口約束でも契約だから、と母親に直に引き渡すまで男の子を放しませんでした。

これらのことがニュースで流れ、その姿が恰好良い、素晴らしいと絶賛を浴びたのです。

尾畠さん曰く、以前女の子を捜索して発見したとき、警察に渡したら中々母親に合わせなかったこと、子供が不憫であったという事件があり、絶対まずは母親に渡す、と決めていたとか。

その女の子を発見した時の経験から、子供は上へ上へのぼるという習性がある、と山を上へ向かって捜索したそうです。

尾畠さんのボランティア活動一覧

  • 1989年に由布岳の登山道をボランティアとして整備開始
  • 2004年に新潟中越地震のボランティアに参加
  • 2011年に東日本大震災のボランティアで宮城県へいく
  • 2016年に熊本自信のボランティア参加、大分県の女児行方不明事件捜索に参加
  • 2018年に西日本豪雨のボランティア参加、山口県で2歳の行方不明男児の捜索に参加

日本中どこでも困っている人がいればすっとんでいき、自給自足しながらボランティア活動をしています。被災者からは何も頂かない、を信条とし、どこでも眠れるように普段からござの上で就寝するようにしているそうです。

その精神には頭が下がります。幼少時代、早くに母を失い、兄弟の中で一人だけ奉公に出された辛い経験をも大切にし、波乱万丈の人生を感謝の気持ちで生き抜いてこられた方です。

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