山火事 コアラ 結末!何とも悲しい…救出されたが安楽死?

オーストラリアで11月の9日から続いている大規模な山火事では、既に6人が死亡し、500軒以上の住宅が焼失する、という状態になっています。

その山火事はコアラの生息地でもあったため、動植物もかなりの数が被害にあっていました。そこで救出されたコアラのルイについての悲しいニュースです。

山火事 コアラ 結末 山火事から住民が救出したコアラ

コアラはルイと呼ばれ、14歳だったそうです。

地元のテレビ局によると、車で山間部を走行していたトニ・ドウティさんという女性は、何かの叫び声を聞いて車を止めました。

彼女が見つけたのは、火事に襲われながら木にしがみつくコアラの姿。彼女は「コアラが叫べるとは思わなかった。とにかく心が痛くて、出来るだけ早く救い出さなければいけないと思った」と語っていました。

トニ・ドウティさんは後ろ足が燃えている状態で木にしがみついていたルイをはがし、ペットボトルの水をかけて手で全身の火を払い、自分のシャツを脱いでくるみ、動物病院へと連れていきます。

一連の行動を動画で連れ合いがとっていたため、その動画は世界中で多くの人に見られることになり、ニュースとなりました。燃え盛る山火事の中に飛び込み、コアラを保護した女性の勇気をたくさんの人が賞賛していました。

山火事 コアラ 結末 残念な結果に

勇気ある女性によって助け出されたルイは、治療を受けたのちは安心したのか葉っぱを食べる様子も見られました。

しかし、依然として状態は悪く、14歳だったルイは胸や足などに重度の火傷をおっており、自然に返す可能性どころかこれ以上回復する見込みはない、と獣医は判断したようです。

回復が見込めない以上無駄に苦しませるのはいけないからと、動物の福祉の観点からルイには安楽死の薬が注射されました。

この病院では今回の山火事で火傷をした数十頭のコアラを治療してきたそうです。獣医としても苦渋の決断だったのでしょう。

なお、山火事はニューサウスウェールズだけで100万ヘクタール以上が焼けた上、まだ拡大する恐れがあるとのことです。これから夏に向かうオーストラリアでは、空気が非常に乾燥しているとのことです。

火事で犠牲になっているコアラは、350匹にも及ぶと報道されており、動物を守ろうとする運動も広がり始めています。人間の被害者も複数出ていますが、逃げるすべがない動物を守るために人間が何が出来るか、多くの人が真剣に考えだしている家事です。

山火事の煙はシドニーまで達しているとされ、一刻も早い鎮火が望まれます。