徳武産業社長の十河孝男さんや、彼が生んだ介護ケアシューズとは?
高齢化社会になっている現代日本では、介護に関する業界はどこもかなり成長を遂げていますね。
今回はそんな介護業界にとってもなくてはならない存在であり、「日本で一番大切にしたい会社」として紹介された徳武産業の社長・十河孝男さんと、シューズについて紹介していきましょう。
徳武産業の社長 十河孝男さんとは?
社長となって以来着実に会社を成長させ、今や日本にとってなくてはならない会社となった徳武産業の社長、十河さんのプロフィールから見ていきましょう。
名前は十河孝男(そごう・たかお)さん、1947年生まれで、元は銀行員の男性でした。
銀行員を経て縫製メーカーへ転職し、結婚相手である十河ヒロ子さんと結婚されて、義理実家の会社である徳武産業へ入社します。
ところが入社直後には、創業者である義父が亡くなってしまいます。突然代表取締役に就任した十河さんは、かなりの苦境を経験され、それを乗り越えられたようです。
作った商品は高齢者の転倒を防止する靴、「あゆみシューズ」。彼はこの商品で会社の地位を不動のものとすることに成功しています。
会社のモットーは「真心と感謝の経営」。心の底からお客様を思いやる真心を持つことを大事にしている、とのことです。
十河孝男 徳武産業社長 あゆみシューズとは?
あゆみシューズは徳武産業が生産・販売している、介護靴です。足や歩行の悩みに寄り添ったシューズとして、大ヒットとなっています。
歩きやすさ・履きやすさ・転倒のしにくさは勿論として、履きたくなるようなお洒落な靴であることが特徴です。また、より自分にぴったりの靴を作れるように、調整メニューが用意されています。
調整メニューでは「靴底の高さを調節」や「靴底を外出用ゴムに変更」、「寒冷地仕様に変更」「かかとを浅く」「かかとを補強」などがあります。
高齢者のためとして、足のはれやむくみの状態によって両足の靴のサイズが違うこともみこし、左右別々のサイズの組み合わせを通常価格で販売したり、片足のみの半額販売も行っています。
インターネットでオーダーも出来ますので、公式サイトから注文しましょう。足のどこを測ればいいかも書いてあります。
あゆみシューズを使った人の口コミ
レビューでは様々な声がありましたが、一部紹介します。
「むくみがひどい高齢者ですが、ぎりぎりまだ自力で歩けます。しかし足が入る靴がなかなかなく、もう歩けないかと思っていた時にあゆみシューズに出会いました。見栄えもよい靴で、ちゃんと足が入り、一歩踏み出した時は感動しました」
「とにかく仕事が早い会社、というイメージです。オーダーシューズなのに困っているんだからとすぐに作ってくれ、5日ほどで自宅に届きました。軽くてかかとがしっかりしており、これをはくようになってから転んでいません」
自分で歩くという当たりまえのことが出来るようになった、感謝の気持ちのコメントで溢れていました。
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